先月26日に行われたKリーグオールスター対ユヴェントスの親善試合で発生した問題が波紋を広げている。

この試合では、ユヴェントスが乗るべき飛行機が気候条件のために遅れたことでスケジュールが厳しいものとなり、キックオフ時間が57分延期されるていた。

さらにクリスティアーノ・ロナウドにはサイン会の出席と最低45分の出場が義務付けられていたものの、体調不良のために欠席することとなった。

そのため、この試合のチケットを買っていたファンの一部が返金と慰謝料の支払いを求めて集団訴訟を起こしている。また、Kリーグ側もAFCやユヴェントス、プロモーターのthefestaに対して抗議文書を送り、法的措置を検討している状況だ。

そしてthefestaもユヴェントスの契約違反を訴えて苦情を申し立てており、泥沼の非難合戦となっている。

『AP』の記事によれば、ソウル警察は現在thefestaのCEOロビン・チャン氏に渡航禁止命令を出し、木曜日に詐欺容疑でそのオフィスを家宅捜索したという。

この試合のチケットは6万5000枚以上販売されており、価格は最高330ドル(およそ3万5000円)だったそう。

訴訟を起こしているファンはチケット代と慰謝料合わせて一人あたり760ユーロ(およそ9万2000円)の支払いを求めているというが…。

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