現在はサン・シーロ(ジュゼッペ・メアッツァ)を共同で使用しているミランとインテル。

両クラブはサン・シーロの改装、オフィスやホテルの併設などを求めていたものの、公共の施設であるため地元当局による手続きが必要となり、一旦は計画が却下された。

そのため現在両クラブは新しい自前のスタジアムを建設することを考えており、今回ミランとインテルがそれに向けた話し合いを行ったようだ。

候補地はサン・シーロから8.6マイル離れたセスト・サン・ジョヴァンニという地域にあり、土地を所有しているファルク・グループとも交渉を進めているそう。

完成の目標は2022-23シーズンの開幕。予算はおよそ6億3000万ポンド(およそ916.8億円)で、6万人を収容する規模となるよう。

デザインプランについてはアメリカの建築事務所『Populous』、そしてイタリアの事務所『Manica-CMR』が提案している。

3年間というのはなかなか急ぎのプロジェクトになるが、これがこのところ苦しい戦いが続いているミラノの両チームにとって起爆剤となるだろうか?

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