2017年のコンフェデレーションズカップで試験導入されてから急速に普及が進められてきたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)。
ロシアで行なわれたW杯や各国のリーグでも使用され、Jリーグでも2021年から導入されることが決まっている。
その一方で欧州サッカー連盟(UEFA)は消極的な姿勢を見せており、UEFAチャンピオンズリーグでは使用された一方、EURO2020予選ではこれまで使われていなかった。
CLではギャレス・ベイルの伝説的なシュートがビデオ判定で認められない場面も…決まっていれば歴史的なものだっただろうが。
しかし『BBC』によれば今回UEFAは「EURO2020予選プレーオフとワールドカップ2022予選」の2大会でVARを使うことを決めたという。
ただ、ワールドカップ2022予選についてはFIFAの承認を待ってからの正式決定となる見込みだそうだ。
EURO2022予選プレーオフは来年3月に行なわれる予定となっており、アイスランド対ルーマニア、ブルガリア対ハンガリー、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ対北アイルランド、スロバキア対アイルランド、スコットランド対イスラエル、ノルウェー対セルビア、ジョージア対ベラルーシ、北マケドニア対コソボの試合が予定されている。
なお、EURO2020本大会においてはすでにVARが使用されることが決まっている。
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