日本代表FW南野拓実が移籍したリヴァプール。昨季のUEFAチャンピオンズリーグではバルセロナを大逆転で下して優勝まで上り詰めた。
あの試合で英雄になったのが、ジョルジニオ・ワイナルドゥム。オランダ代表MFは怒りの途中出場から値千金の2ゴールを叩き出した。そのシーンがこれ(動画48秒~)。
アンフィールドを熱狂させた伝説弾…!
そのワイナルダムはオランダ国内で起きた人種差別問題に強く反発。『CNN』のインタビューでは、ブラック・ピートについて触れた。
“ズワルト・ピート(ブラック・ピート)”はミラのニコラオスの物語に登場するピエロ風のお供。オランダやスペインでは一般的だという仮装の際には顔を黒く塗る。アンドレス・イニエスタが謝罪した件で話題になったものだ(彼本人は普通の格好だった)。
ジョルジニオ・ワイナルドゥム
「年齢を重ねて、人々からブラック・ピートと呼ばれた時は、『ちょっと待ってくれ、なぜ俺をブラック・ピートと呼ぶ』って感じだ。
そう呼ぶ意味は何なんだ?そして、(その理由を)理解するだろう。
でも若い時は分からない。プレゼントを貰えるのはいいことだからね。
あれは子供のためのパーティーだからと常に言われる。子供は自分が貰えるプレゼントのことしか考えていないよ。
ブラック・ピートについて本当に考えてはいない。
もしレインボー・ピートや他のピートでもプレゼントを貰えるなら、子供はそれでも喜ぶだろう。なぜなら、それが子供だからね」
「彼らは黒人として僕らが感じているものを感じていない。
彼ら(白人)はそういうような嫌がらせは受けない。自分はそういう文化を支持しない」
子供の頃はプレゼントを貰えるものとしか考えていなかったが、成長してからは疑問が沸き、文化的にも支持できないと訴えたようだ。