南野拓実の加入が決まったリヴァプール。UEFAチャンピオンズリーグの覇者として臨んだFIFAクラブワールドカップで初優勝を遂げた。
この大会の価値を巡っては、イングランドで意見が分かれている。そうした中、リヴァプールの宿敵であるマンチェスター・ユナイテッドで活躍したポール・スコールズの発言が話題になっている。『BBC 5 Live Sport』でこう述べたのだ。
ポール・スコールズ
「(クラブW杯は選手にとってどれほど重要か)
う~ん、そこにいたなら勝ち取りたいけれど、自分たちが何としてでも勝ち取りたいものだったとは思わないね。
今でも『この何年でどのトロフィーを勝ち取った?』と聞かれたとして、僕らはクラブW杯には言及しないと思う。
ジョークを言ってるんじゃないよ!真剣さ。
長い年月のなかでより重要になるかもしれない。
リヴァプールはエンジョイしていたようだったし、彼らはお祝いもしていた。言及するようになるかもしれない。
でも、僕らが(クラブW杯を)プレーしていた時は真剣なものではなかったと思う」
さらに、ロビー・サヴェージから「地元のバドミントンクラブでの優勝とユナイテッドでのクラブW杯優勝、どっちが大事?」と聞かれると、スコールズは「バドミントン」と冗談交じりに答えていた。
スコールズが触れていたのは、2008年に日本で行われたクラブW杯。ユナイテッドはガンバ大阪との準決勝に5-3で勝利した後、決勝ではキトを撃破して優勝している。壮絶だったガンバとの撃ち合いがこれ!
遠藤のPK、橋本の弾丸シュートをファンデルサールに浴びせる!
当時のファーガソン監督はガンバを讃えてもいたのだが、スコールズは当時のクラブW杯に真剣さはなかったと感じているようだ。