先日までE-1選手権を戦った日本代表だが、選ばれたメンバーは昨年のJリーグ開幕時点ではJ2でプレーしていた面々も少なくなかった。

そこで今回は、もしかしたら2020年にはJ1、2021年の年末には日本代表で活躍しているかもしれない「何故あなたはJ2に」なメンバーを紹介しよう。

なお、日本代表経験のある中村俊輔や、外国人助っ人選手らは省いている。

志知 孝明(水戸ホーリーホック)

松本山雅から水戸ホーリーホックへ完全移籍したことを契機に大ブレイクしたのが志知だ。元々は、豊かなスピードと左足からの豪快なシュート、パワーを持ち味とするサイドアタッカーだった。

水戸では今季左サイドバックにコンバートされるとDFながら5ゴールをあげ水戸の上位進出の立役者となった。スピードやパワー、技術といった部分は後から育てることはできないが戦術的なことは教えることができると西村卓朗強化部長が語る通り、持ち前の技術はセットプレーのキッカーとして、フィジカルは攻守で輝いた。MF時代は守備面には難があるとも言われていたが、水戸の失点は37とJ2でも2位、守備での成長も見せた。