三幸 秀稔(レノファ山口)

すでにJ1湘南ベルマーレ入りが決まっているのが三幸秀稔だ。2018、2019とJ2で40試合以上に出場したチームのコントロールタワー。

今季はリーグ3位の9アシストを記録し、1試合平均ロングパス数12.5はリーグ2位だった。「J2のアンドレア・ピルロ」と呼ぶ声もありパスワークは秀逸だ。ただ、得点数が多い選手ではなく配給以外の仕事がどこまでJ1で通用するかが鍵だろうか。

J2屈指の司令塔というと京都の庄司悦大、徳島の岩尾憲などがいるが、これまでJ1へステップアップしてブレイクするというところまで行きついたものはほとんどいない。

湘南といえば走るチームであるが、その中で三幸がどのような進化を遂げるか興味深く見守っていきたい。