今季は公式戦3ゴールを奪っているものの、ベルギーリーグでは6試合出場で無得点となっている日本代表FW久保裕也。
現在所属しているヘントがヨーロッパリーグ予選を戦った際には、ヴィートルル相手に2ゴールを決める活躍を見せたのだが…。
35分にはミドルを左隅に(2:43~)、45分にはボレーでクロスを叩き込んだ(3:25~)!技術の高さが見えるシュートだ。
ただ、シーズンが始まるとなかなか出場機会を与えられず、今冬アメリカ・メジャーリーグサッカーのFCシンシナティに移籍する可能性が示唆されている。早ければ今週中にも契約が結ばれるそうだ。
『mlsmultiplex』の記事によれば、『Het Nieuwsblad』でヘントを担当しているステファン・スメト氏は、久保裕也について以下のように評したそうだ。
「久保裕也は技術的スキルとゴールへの目が素晴らしく、得点を奪ったことで有名になった。
しかしコーチ陣の変更によって異なるビジョンのアプローチが導入され、ニュルンベルクへと貸し出されることになった。
それ以来多くの出場機会を得ていないが、その結果として『特別な性格』が表面化した。
久保裕也はプライベートな人間で、心の内を明かすためにメディアと連絡を取るような性格ではなく、ヨーロッパで文化的な衝突を経験している」
サッカーのレベルでは間違いなくポテンシャルがあるものの、文化や性格面で克服することが困難なものがあった…とのこと。
昨季はイースタン・カンファレンスで6勝6分22敗と苦戦し、最下位に沈んだシンシナティ。現在2枚のDP(スター選手枠)が余っており、誰を獲得するのか注目されている。