8日に開幕したAFC U-23選手権。U-23日本代表は12日、グループステージの第2節でU-23シリア代表と対戦したが1-2で敗れた。
初戦でサウジアラビア代表に敗れた日本は、この試合に勝たなければ自力でのグループ突破がなくなるという負けられない試合だった。
しかし開始9分で先制を奪われてしまう。相手の攻撃を防いだ後、主審がVARの確認に。DF町田浩樹が振り上げた足が相手に接触していたとしてPKが与えられ、それを決められてしまったのだ。
日本も一度は同点に追いつく。30分、左サイドの相馬勇紀がミドルレンジから強引にシュートを放つと、これがネットを揺らした。
後半は日本が主導権を握ったが、ゴールをこじ開けられずに時間だけが経過していく。すると88分、カウンターから一発で抜け出されると、勝ち越しゴールを許してしまった。
残り時間、日本は何度もシリアのゴールに迫ったが、相手GKのセーブもあり追い付くことができなかった。
2連敗となった日本は、これでグループステージでの敗退が決定。15日に行われるU-23カタール代表との一戦は日本にとって消化試合となってしまった。