現在行なわれている2022年ワールドカップ・アジア二次予選。日本代表はこれまで4試合を行い全勝、グループFの首位に立っている。

キルギスとのアウェイゲームではかなり苦戦も、2-0というスコアで勝利。原口元気のフリーキック(2:00~)も話題になった。

原口元気は2018年11月のキルギス戦に続いてのフリーキックゴール!まさに「キルギスキラー」なシュートだった。

そんなワールドカップ予選を戦っている国の中で、今注目されているのがUAEだ。

現在グループGで4試合を終えて4位と苦戦しており、敵地でタイとベトナムに敗れるなど敗退の危機に直面している。

そんなUAEがここで大々的に打ってきたのが「帰化政策」だ。2017年末から進めてきたこの計画が実行に移され、今年に入って3名もの外国人がUAE市民権を獲得した。

最初にUAE人となったのはアル・アインのカイオ・カネド。アル・ワスルで88試合53ゴールを決めてきた優秀なアタッカーだ。

ブラジル出身であるが2015年に東ティモールの国籍を取得したものの、後にFIFAから「帰化は無効である」として代表でのプレーが認められなかった選手だ。

そして先日彼はUAEでのプレーが5年以上となったことで帰化が可能となり、今度はUAEの国籍を取得。代表入りの権利を手にした。

同時にUAE人となったのがアルゼンチン出身の本格派FWセバスティアン・タグリアブエ。34歳のストライカーで、UAE1部リーグではこれまでなんと149試合出場で145ゴールという「とんでもない点取り屋」である。

さらに3日『National』が伝えたところによれば、アル・ワスルでプレ―しているファビオ・リマもUAE代表入りの権利を獲得したそう。

ファビオ・リマはブラジル出身の26歳で、2014年からアル・ワスルに所属。UAEリーグでは130試合102ゴールという記録を残している点取り屋だ。

なんと3人合わせて301ゴール!外国人の攻撃選手が一気に3名加わることになるとか。

もちろんUAEはこれからの4試合で好成績をあげれば三次予選に進出し、日本代表とも対戦する可能性がある。強敵になりそうだ…。

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