新型コロナウイルスによって、2万5千人以上が亡くなっていイタリア。そうしたなか、セリエAは練習再開に向けて動き出した。
『Corriere dello Sport』によれば、イタリア政府はイタリアサッカー連盟が策定した練習再開の手続きを受け入れる見込みだそう。
サッカー連盟が策定した手続きでは、選手やスタッフ40~50人ほどが綿棒&血液検査を毎日受けることになっているという(練習自体は小グループで、ロッカールームを使う時は最大3人、シャワーは自宅で浴びるなどの規定も)。
これに対しては、国内がいまだ流行期にあるなか、検査キットなどの非常に必要とされているリソースをサッカー界が奪うのではないかという懸念があったそう。
そこで、セリエAクラブは1回の検査につき5つのCOVID-19検査キットを寄付することに合意したとのこと。これによってサッカー界がリソースを過度に消費することなく、国民も検査できることが保証されるという。
政府がイタリアサッカー連盟の手続きを受け入れた場合、5月4日以降に練習が再開される見込み。
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ただ、『Corriere della Sera』によれば、ユヴェントス、ラツィオ、ジェノアを除くセリエAの17チームは、この練習再開の手続きについて疑問を呈しているという…。