かつてオランダの名門フェイエノールトで活躍した現FC琉球のMF小野伸二。
その当時まだ若手であり後にオランダのレジェンドとなるヴェスリー・スナイデル、ロビン・ファン・ペルシーも、極東からやってきたこの日本人の技術には「驚愕させられた」ことを後年になって語っている。
そんなオランダ時代の小野が今からちょうど18年前の2002年5月8日、UEFAカップ決勝のボルシア・ドルトムント戦で放った「神パス」がこれ!(動画1:01:27~)
🏆 @Feyenoord 🎉
📅 #OTD in 2002...#UEL | @pierrevh17 pic.twitter.com/leaQ8DM1IS
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) May 8, 2020
(Twitterは動画23秒から)
伝家の宝刀“ベルベットパス”だ!
2-1とリードされ前がかりになっていたドルトムントに対し、ボールを奪った小野は相手と接触しながらも浮き球のパスを前方へ。
これにデンマーク人FWヨン=ダール・トマソンが反応して抜け出し、チーム3点目のゴールを冷静に決めた。
事前に味方の位置とスペースを把握していなければ出せないパスをあの体勢から放つとは…小野にとってもキャリア最高のアシストの一つであろう。
【関連記事】中田英寿、“王子”トッティも認めた「衝撃交代」「伝説ミドル」がこれ
この小野のアシストによる3点目が決定的なものとなり、フェイエノールトがドルトムントを3-2で下してUEFAカップを制覇。
これは日本人が最初に欧州カップを掲げた試合であり、またオランダ勢としても最後の国際タイトルになっている。