アーセナルで育成された選手ながら、宿敵チェルシーへの移籍を選んだアシュリー・コール。

実際に移籍したのは、2006年だったが、2005年冬に問題が発覚する。チェルシーの幹部やモウリーニョ監督との会談が判明したのだ。

契約中に他クラブと交渉することを禁じるプレミアリーグのルールに違反したとして、コールには10万ポンド(1312万円)の罰金が科されたほか、モウリーニョとチェルシーも処分されている。

そのコールがアーセナルを去った理由を明かした。ギャリー・リネカーと語った『BBC』の番組でこう述べたのだ。

アシュリー・コール

「自分がアーセナルでやり始めた頃には軸があった、キーオン軍、シーマン軍、ヴィエラ軍、アンリ軍、アダムズ軍。

彼らが退団し始めた時、それまであった文化に穴ができたと感じた。練習での要求度とかね。

バラバラになってきたと感じたし、それを埋めることはできなかった。

異なる文化に身を置きたいという意味での移行、勝ちへの意欲。自分はチェルシーに行って、それを手に入れた」

また、チェルシー移籍で昇給を手にしたが、金は一番最後に考えたことだったとも。「自分は少し大人げなかったけれど、後悔することはない」とも語ったようだ。

そのアシュリー・コールがアンリ、ベルカンプとのビューティフルコンビネーションでゴールを陥れた胸熱シーンがこれ。

なんという最高の展開!

【関連記事】「禁断移籍」を許して後悔した9つのケース

この時のコールはアーセナルのエンブレムにキス(上記動画25秒~)までしていたのだが…。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」