新型コロナウイルスによる影響によって、3月半ばから中断されてきた欧州のサッカー。

このところは再開されるリーグが増加しているが、一方でフランスやベルギーのように早期の打ち切りが決まるところも。

イングランドの女子サッカーリーグであるWSLも、シーズンの残りの試合はすべて中止されることになり、優勝は12勝3分とまだ無敗だったチェルシーの手に渡された。

圧倒的な力を誇ったチェルシー女子は、今年1月には優勝争いをしていたアーセナルを相手に4-1と余裕で勝利。1秒~ではとんでもないゴールで先制しているぞ。

角度のないところから逆ポストギリギリにズドン!見事過ぎる。

そんなチェルシー女子、『BBC』によれば優勝賞金をDV被害者への支援を行っている慈善団体に寄付することにしたという。

その額はおよそ10万ポンド(およそ1400万円)。家庭内での暴力や虐待に苦しんでいる女性や子どもたちに向けたキャンペーンを展開する『Refuge』という団体に送られたとのことだ。

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日本でも来年始まる女子プロサッカーリーグ。田嶋会長が言うように、社会的な役割を果たすというのはこういうことなのかもしれない。

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