今年2月、なんとパラグアイの名門クラブであるオリンピアに加入することを決めたFWエマニュエル・アデバヨール。
かつてはアーセナルやレアル・マドリー、マンチェスター・シティなどでもプレーしたトーゴ代表の名FWは、36歳で突如南米に渡ることを決断した。
しかし『Globo』によれば、すでにアデバヨールはオリンピアからの退団が近づいているそう。
新型コロナウイルスの問題が発生した際、アデバヨールは家族の近くにいるためにトーゴへと帰国。
ただ、それからはパンデミック対策のために渡航が制限されており、アデバヨールがパラグアイに戻るための飛行機を手配できなくなったとのことで、すでに退団せざるを得ない状態になっているようだ。
アデバヨールは2月に加入してから4試合に出場したが、コパ・リベルタドーレスのデフェンサ・イ・フスティシア戦ではこの「ヤクザキック」で話題に。
顔にキック!もちろん一発レッドで退場となった。
オリンピア側はアデバヨールの獲得によってクラブイメージを向上させ、経済的にも利益を得ようとしていたが…結果は4試合0ゴールで1退場という結果になってしまった。
【関連記事】「寄付は絶対しない」宣言のアデバヨール、超高級車コレクションを披露
なお、今両当事者は契約の友好的な解除に向けて話し合いを行っており、アデバヨールも120~150万ドル(およそ1.3~1.6億円)と言われる違約金の支払いは求めていないとか。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」