新型コロナウイルスの影響によって、世界各国のリーグが数ヶ月に渡る中断を余儀なくされた2020年。

すでに多くの国では練習や試合が再開されているが、その一方でスケジュールはかなり過密なものとなっており、来季開幕まで2週間ほどしか休暇がないところも。

さらに来年夏にはEURO2020とコパ・アメリカ、さらに東京オリンピックまでが開催されることから、選手たちにとっては厳しい日程が続く。

それに対してFIFAは「試合における交代枠を5人に増加し、ハーフタイムを除く3回の交代を認める」という判断を下している。

Jリーグでは先日行われた大分トリニータ対ヴィッセル神戸で初の「4人交代」が行なわれたことでも話題に。

ファーストプレーで古橋の強烈なボレー(動画1:51~)が決まった試合は、最終的に1-1の引き分けになっている。

そして『BBC』によれば、今回FIFA(国際サッカー連盟)やIFAB(国際フットボール評議会)はさらなる対応を協議。

過密化するスケジュールに対応するため、交代枠を5枚に増加するルールを「2021年7~8月まで使用できる」という判断を下したとのこと。

これによって、おそらくEURO2020、コパ・アメリカでも5人の交代が可能になると予想されている。

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ただ、このルールを採用するかどうかについては各リーグや各大会の判断に委ねられており、春秋制のJリーグがどうなるのかは注目したいところだ。

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