レアル・マドリーからエヴァートンに完全移籍したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス。
ジネディーヌ・ジダン監督からは重用されず、ここ数年は構想外のような状態に置かれていた。
そのハメスについて、レアルの重鎮であるホルヘ・バルダーノが語った。現役時代はアルゼンチン代表としてW杯優勝を経験した同氏はレアルの監督やディレクター、重役を歴任した人物だ。
『Onda Cero』に対して、こう述べたという。
ホルヘ・バルダーノ
「ハメスはレアル・マドリーで失望の時を過ごした」
「私はがっかりしている。ハメスにはもっと多くを期待していた。(バイエルンから)復帰した後もね。
多くの場合、選手には快適に感じさせてくれる監督が必要だ。彼にとってのそれはカルロ・アンチェロッティだ。
彼はエヴァートンに行ったのではなく、アンチェロッティのクラブに行ったんだと思う」
「彼は優れた才能を持っている。だが、ピッチ上でそれを表現しなければいけない。一貫性をもってね」
バルダーノはハメスを評価してきた人物だが、レアルでは期待外れに終わってしまったと感じているようだ。そのうえで、レアルとバイエルンで自分を重用してくれたアンチェロッティがいるからエヴァートンに行ったとも語っていた。
トフィーズで再会したハメスとアンチェロッティの笑顔シーンがこちら。
撮影シーンでは一瞬笑顔になった2人。ただ、その後はかなり真剣な表情に。
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ハメス自身は「このトップクラブに来たのは大きなことを成し遂げるため」などとエヴァートン入りの理由を語っている。
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