デロイトトーマツグループは先月30日、2019年度版の「Jリーグマネジメントカップ」を発表した。
これはデロイトトーマツのスポーツビジネスグループがJ1~J3の全クラブを大勝として調査を行い、経営面からのデータをまとめたものであるそう。
#Jリーグマネジメントカップ 2019を発表 ⚽
2020年7月に #Jリーグ から公表された55クラブの2019年の財務情報など公開情報をもとに、「マーケティング」「経営効率」「経営戦略」「財務状況」の4つの視点で、計13の #KPI を設けて分析しています。https://t.co/Yzv1vn0i5O
— デロイト トーマツ グループ(Deloitte Japan) (@deloitte_jp) September 30, 2020
▼以下プレスリリース
デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、CEO:永田高士 以下、デロイト トーマツ)のスポーツビジネスグループは、日本プロサッカーリーグ(J リーグ)に所属する J1、J2、J3 全クラブを対象に、経営という側面から分析した、「J リーグマネジメントカップ 2019」を発表します。
今回の発表において、J1 は浦和レッドダイヤモンズ、J2 は V・ファーレン長崎、J3 はギラヴァンツ北九州がそれぞれ首位となりました。
今回の「Jリーグ マネジメントカップ 2019」は、2019年シーズンを対象としたものですが、直近の2020年シーズンは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、これまでのスポンサー収入や入場料収入の確保に不安を抱えるクラブが多くなっています。
各クラブは知恵を絞ったBM施策を実行し、コロナ禍において、新たな収益源を確保、来客誘導施策を工夫していくことが急務となっています。
デロイト トーマツは「Jリーグマネジメントカップ」等の活動を通じて、スポンサーシップの在り方やスポーツをコンテンツとしたビジネスの展開など、ウィズコロナ、ポストコロナにおけるスポーツビジネスの将来像に貢献していきたいと考えています。
▼ランキング算出方法
マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況に対して、デロイト トーマツが独自の KPI(Key PerformanceIndicators:重要業績評価指標)に基づいて項目別にランク付けを行い、そのランキングに応じたビジネスマネジメントポイントを付与していきます。各 KPI は以下の通りです。
- マーケティング:平均入場者数、スタジアム集客率、新規観戦者割合、客単価
- 経営効率:勝点 1 あたりチーム人件費、勝点 1 あたり入場料収入
- 経営戦略:売上高・チーム人件費率、SNS フォロワー数、SNS フォロワー数増減率、グッズ関連利益額
- 財務状況:売上高、売上高成長率、自己資本比率
△以上プレスリリース
サッカークラブはピッチ上だけでなくビジネスの側面でも戦っているもの。その経営面からのランキングを見てみると、なかなか興味深いものがあるぞ。