Jリーグを経て、ブラジル代表に上り詰めたフッキ。彼を含めた多くの選手の売却して大金を得てきたポルトは商売上手として知られているクラブだ。
ただ、『Record』によれば、ピント・ダコスタ会長は選手売却で満足したことは一度もないと明かしていたそう。
ピント・ダコスタ(ポルト会長)
「いい選手が退団する時に満足したことは一度もない。
フッキは大きな取引だったが、私は非常に怒った。
ただ、(退団の)他に解決策がない時もある。
1,2週間前にアレックス・テレスの代理人である彼の姉妹が退団の意思を示した。
彼はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を求めていた。私は行かせないようにしたのだが」
「アレックス・テレスの問題が再交渉だったことはない。
彼が退団したかったのは、(ブラジル代表のチッチ)監督が3,4つのリーグからしか選手を招集しないからだ」
ポルトは2008年に東京ヴェルディからフッキを獲得した後、2012年に4000万ユーロ(現レートで50億円)でゼニトに売却している。
そのフッキはヴェルディ時代には伝説級のフリーキックも決めた。
また、ダコスタ会長はアレックス・テレスが退団したのはブラジル代表に選ばれるためだったと説明。ただ、ポルトファンからは「契約更新交渉における自分たちの無能さを隠すためのデタラメ」との突っ込みも入っている。