ついに開幕が近づいているUEFAチャンピオンズリーグ。いきなりマンチェスター・ユナイテッドとPSGが衝突するビッグマッチが行われる。
この2チームは2018-19シーズンに決勝トーナメント1回戦で対戦し、1stレグで0-2とPSGが勝利、2ndレグでマンチェスター・ユナイテッドが1-3と勝利した。その結果、アウェイゴールの差でユナイテッドが歴史的な大逆転を果たしている。
その試合で最後のペナルティキックを決めたのがマーカス・ラッシュフォード。VARでの判定だったが、冷静にシュートを決めてみせた。
『Mirror』によれば、そんなラッシュフォードのことをPSGのエースであるキリアン・エムバペは以下のように話したとか。
キリアン・エムバペ
「あのような状況でペナルティキックを蹴る時には、練習場でどれだけトレーニングしたかは重要なことではないんだ。
それはその人が持っている自信にかかっている。ラッシュフォードは非常に自信を持ってプレーする選手だ。イングランドで最も危険なFWの一人だ。
ポール・ポグバは、彼がどれだけ特別な男かということについて語ってくれているよ。ポールは普段そんなことをあまり話さないのにね。
また、ラッシュフォードの慈善活動も素晴らしいよ。子どもの貧困のような重要な問題に取り組むことは、誰もができる最も大切なもののひとつだ。
彼がそれをやっていて、本当の変化を起こそうとしていることを全面的に尊敬している。
選手は自分の立場を利用して世界に変化をもたらす必要があると思う。我々は多くの恩恵を受けてきたんだ。だから恩返しをすることが重要だ。
マンチェスター・ユナイテッドは多くの優秀な選手がいるチームだ。敬意を持って試合に臨まなければならないことを、我々は知っている。
プレミアリーグでの調子は、この試合には関係ない。チャンピオンズリーグは違う。彼らはどんなチームをも傷つけられる選手がいるのだから、我々はしっかり準備をしなければならない」
チャリティー活動への積極性、そしてプレーににじむ絶対的な自信。練習をやったからといってそれは身につかない…というぞ。
PSG対マンチェスター・ユナイテッドは20日の夜、日本時間では21日の4時からキックオフされる予定だ。