現在日本代表MF南野拓実が所属しているリヴァプール。どうやら、来月のインターナショナルマッチウィークで「お引越し」をするそうだ。
これまではメルウッドという昔から使われてきた練習場でトレーニングしてきたが、2018年からカークビーに新しい施設を建設してきた。
5000万ポンド(およそ68.3億円)を投じて建築が進められてきたものの、新型コロナウイルスの影響によってそれが遅れ、今シーズンの開幕に間に合わなかったのだ。
シーズン途中に練習場を変えることは、チームに悪い影響を与えてしまう可能性もある。そこでユルゲン・クロップ監督はメルウッドを使い続けており、リヴァプール側もメルウッドの売却を2021年夏まで延期していたとのこと。
しかし『Atletic』の報道によれば、ユルゲン・クロップ監督は今シーズン中の変更にGOサインを出し、11月のインターナショナルマッチウィークでの「引っ越し」を許可したそうだ。
つまり11月8日に行われるマンチェスター・シティとの試合を終えたあと、リヴァプールのトレーニングはすべてカークビーで行われるということになる。その施設はこれだ。
The new Kirkby training ground looking brilliant 👌pic.twitter.com/EWvHKGQWFv
— Watch LFC (@Watch_LFC) September 3, 2020
1つの施設でトップチームからアカデミーまですべてのカテゴリーが活動でき、ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーらのアイデアも加えられたとか。
2つの巨大なトレーニングジム、スポーツホール、スイミングプール、セラピールーム、リハビリ施設なども数多く準備されている。
また記者会見場も非常に豪華な上、TV番組を撮影するためのスタジオも併設されているとのこと。
そしてユルゲン・クロップ監督が好んでいるスポーツ「パデル」がプレーできるコートも作られているいう情報も。
来月行われるインターナショナルマッチウィークで南野拓実は日本代表に合流するであろうから、リヴァプールに帰ったらこんな新しい施設になっているわけだ。彼にとっても楽しみだろう。