プレミアリーグ第7節、敵地でのマンチェスター・ユナイテッド戦に0-1で勝利したアーセナル。
試合後、ミケル・アルテタ監督はこんなことを話していた。
ミケル・アルテタ(アーセナル監督)
「(モハメド・エルネニーは終盤に本当に高い位置までプレッシングに行っていた。あれがチームに求める情熱や献身?)
間違いない。特にMo(エルネニー)がチームに伝えているものだ。
彼は人としてそのエネルギーを持っているし、その雰囲気を作り出す。
今日の我々にはそのエネルギーとポジティブな気持ちが必要だった。彼は物凄かったと思うよ」
「(多くの人がエルネニーがチームに復帰したことに驚いた。あなたは彼のなかに何を見ていたのか?)
私は彼とプレーしたし、人としての資質や彼がチームにもたらすものが分かっていた。
私はチームのためにプレーするエゴのない選手や1分だろうか96分だろうが貢献しようとする選手が好きだ。
Moはクラブの全員から尊敬されている人間だし、今では選手としてもリスペクトされている。私はずっとなるべきだと信じていた」
ベシクタシュへのローンから戻ってきたエルネニーはここまで9試合に出場している。
先発起用されたユナイテッド戦では後半ATという時間帯にもかかわらず相手を追いかけまわす猛プレッシングを披露。そのエルネニーがやった鬼プレッシングをアーセナル公式が映像化してくれた。
ユナイテッドに攻撃を許さなかったプレーは現地で大きな話題になり、海外のファンたちはこんな反応をしている。
「なんてすごいプレッシングなんだ、92分だぞ」
「Moとパーテイの中盤は素晴らしかった。エルネニーのことは疑っていたが、今季のプレーはただただ凄い」「彼がローン放出されたのは酷かったからなので戻ってくるとは思いもしなかった。でも、ミケル(アルテタ)のフェアプレーでチャンスが貰えた」
「彼はあまり派手ではないが便利な選手」
「以前にボロカスにこき下ろしたことがあったが、今日の彼は素晴らしかった」「エルネニーが復活しているのは嬉しい。彼はこの数年でエジプトでもミームになっていた」
「(このプレーを)ゴールみたいに祝った」
「このパフォーマンスでなぜエジルがこのチームにいないのか分かる」
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復活を遂げたエルネニーにアーセナルファンたちも驚いていたようだ。
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