2019年シーズンにヴィッセル神戸でプレーした元スペイン代表FWダビド・ビジャ。
彼は日本に来る前にMLSのニューヨーク・シティFCでプレーしていたが、当時インターンだった女性がビジャからセクシャルハラスメントを受けたとSNS上で訴えていたことが物議を醸していた。
『ESPN』によれば、ビジャらのクシャルハラスメント疑惑についての調査を終えたニューヨーク・シティFC(NYCFC)は「不適切で容認できない行動」があったと報告したという。
NYCFCは外部の法律事務所を介して調査を開始。聞き取りを受けた40人のうち半数以上が女性で、ビジャを含めて調査への協力を拒否した人間はいなかったそう。
NYCFCの声明では「少人数の選手とスタッフはインターンや他のスタッフとのやり取りのなかでクラブの基準に従って行動していなかった」とされている。また、「(問題の)行動には不必要な身体的接触、からかい、衣服や外面についての発言なども含まれている。この行動は不適切で容認できない」とも。
クラブは元職員の申し立ての多くを認めているものの、声明ではビジャに関する直接的言及はない。
だが、関係者は今回の調査でビジャが不適切なやり方でクラブ職員に触り、職員が不快に感じたことが確認されたと認めたという。
神戸では29試合で13ゴールという結果を残したビジャ。日本で見せてくれたプレーは本物だったが…。
日本で違いを見せつけたビジャだが、2019年シーズン限りで引退している。
なお、ビジャは告発は完全な虚偽と否定しており、彼の代理人もコメントを差し控えているとのこと。