リヴァプールの試合でセンターハーフとして起用された日本代表FW南野拓実。
イメージとは裏腹に周りの選手を使うのがあまり上手くない彼は中盤で機能できず、「実験は失敗した」と現地では伝えられている。
ただ、アタッカーから守備的MFへの転向が成功した例もあるのでそれをまとめてみた。日本代表としてはエースFWがMFにコンバートされてしまったら辛いところではあるが…。
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(リヴァプール)
南野のチームメイトであるオランダ代表MF。
宮市亮とプレーしたフェイエノールト時代は風貌もプレースタイルもロナウジーニョを彷彿とさせる天才ドリブラーだった。
PSVとニューカッスルでもシーズン2桁ゴールを決める得点源だったが、今では完全に中盤のバランサー的選手になっている。
本人曰く「以前の自分はもっと攻撃的な選手で、ゴールも決めていた。あまり守備はしなかったけれど、今はボールも取り戻すし、チームがよりよいバランスになることを手助けしている。その点でクロップ監督は僕を大いに助けてくれた」。