プレミアリーグ第11節、アーセナルはトッテナムとのノースロンドンダービーに2-0で敗れた。

そのなかで、前半ATに奪われた2失点目が話題になっている。

試合中に故障したトーマス・パーテイはプレーが続いている最中に自らピッチ外に出た。その直後にスパーズがカウンターを発動すると、ミケル・アルテタ監督は目の前にいたパーテイの背中を押してピッチに戻れと促した。

だが、パーテイは数歩走ったところで完全に足を痛めてしまいプレーに戻れず。そして、ハリー・ケインのゴールが決まった。

『Sky Sports』によれば、試合後にアルテタ監督はパーテイについてこう話したという。

ミケル・アルテタ(アーセナル監督)

「トーマスはOUTになった。足を引きずっていて、痛みがある。

彼は外れなければならず、我々は重要なトランジションの瞬間にひとりの男を失った。

彼にはピッチ上にいて欲しかった、あの状況でチームのためにできることは何でもしてほしかった。

彼がポジションにいないとは誰も思っていなかった」

「私は彼をピッチに押し戻そうとした。ポジションを離れた時の彼が事の重大さを分かっていたとは思えない。

かなり痛かったせいだとは思う。それを解決するために今の我々にできることは何もない」

「(パーテイがいなかったことにイラついたか)

(展開が)あまりにも速かった。最後は4対3の状況だったと思う。そして、我々は終わった。

突然、相手のカウンターになったが、トーマスは私のほうに歩いてきたので、私は彼を押し込もうとした。

彼とは話していない。実際に何があったのか、彼が本当に深刻に感じていたのかは分からない。様子を見てから話す」

アルテタ監督としては、パーテイが自ら下がるのであれば、アウトオブプレーになってからにすべきだったと考えているようだ。