Qolyでは「今Jクラブのアカデミーやスクールはどんな選手を求めているのか?」と第し、様々なチームの育成に関わるコーチに直撃する企画を進行中!

第1弾ではガンバ大阪を取り上げたが、今回は関東でこのところ存在感を高めている水戸ホーリーホックのアカデミーに接触してみた。

かなりのサッカーファンでも、水戸のユースは数年前までほとんど印象がなかったはず。しかしながらこのところは中川洋介選手、大原彰輝選手、平田海斗選手、さらに田辺陽太選手とプロ契約を結ぶ選手が常に輩出されており、その「急成長」が驚くべきものだ。

同じ茨城県に鹿島アントラーズという大きなクラブがあるという環境の中、水戸はどのようにアカデミーを成長させたのか。

水戸ホーリーホックでアカデミーダイレクターとユース監督を兼任する樹森大介さんに直撃し、その「変化」について聞いてきたぞ!(協力:FMおとくに[@fmotokuni] & カゴノブアキ[@cage_nob])

【動画】水戸ホーリーホックの下部組織に入りたいという方は必見!

――樹森大介さん、今回はお越しいただきありがとうございます。今の肩書としては?

「アカデミーダイレクター兼ユースの監督という形で、今年はやっております」

――現役時代のキャリア、そして指導者になってからの指導歴は?

「群馬県の前橋商業高校から専修大に進み、そこから湘南ベルマーレ、水戸ホーリーホック、ザスパ草津…という形でプロでのキャリアを終了しました。

指導者となってからは、ザスパのときに母校である前橋商業高校のコーチを3年ほど務めました。また、ジュニアユース年代なんですがFCコールージャという僕の出身クラブで3年指導しました。

そして2012年に水戸ホーリーホックのユース監督としてやってきて、今は9年目となります」