2017年7月、当時20歳だったアヤックスMFアブドゥルハーク・ヌーリはプレシーズンマッチ中に心停止を起こし、脳に永久的な損傷を負った。

将来を嘱望されていた逸材だったが、このアクシデントによって2度とプレーができなくなってしまった。

『NOS』によれば、アヤックスのエドウィン・ファンデルサールCEOは「家族や弁護士と話し合ってきたが、残念ながら解決できなかった」と述べたという。

アヤックスとヌーリの家族は補償面で合意に至らず、今後は裁判所の仲裁に委ねられることになるようだ。

1年前の会見でも、ファンデルサールはピッチ上での治療が不十分だったとして、アヤックス側に全責任があると認めている。

ヌーリとアヤックスとの契約は昨年で失効。両者は逸失利益などについて協議してきたものの、合意に至らなかったという。

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クラブドクターの過失を認めたアヤックスは10年契約などを申し出たというが、ヌーリの家族側はそれに応じなかったという話も。

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