先日からヴィッセル神戸への移籍が噂されているブラジル人FWリンコン。しかし『Globo』の報道によれば、交渉は停滞し新たなステージに入っているようだ。
現在リンコンが所属しているフラメンゴに獲得オファーを出しているのはヴィッセル神戸とFCシンシナティの2クラブ。
この両者のオファーはそれほど大きな差はないとのことだが、神戸は12月までのローン、シンシナティは7月までのローン。
手数料については50万ドル(およそ5200万円)、全公式戦の50%でプレーした場合に活性化される購入オプションで300万ドル(およそ3.1億円)の支払いが求められるとのこと。
給与面についてはまだシンシナティ側が申し出をしていないが、リンコンは神戸を、彼が所属しているフラメンゴ側はシンシナティを好んでいるという。
そして、現在フラメンゴ理事会が神戸に求めているのが「10試合連続でプレーした場合に購入義務が発生する」という契約条項を加えることだそうだ。
現在すでにトップチームから外されているリンコンは、今冬のマーケットでの退団はほぼ確実だと考えられているが、シンシナティと神戸の綱引きはまだ続きそうだ。
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