カルチョの国イタリアであったフェアプレーが話題になっている。その出来事があったのは、セリエA第21節のアタランタ対トリノ戦。

トリノFWアンドレア・ベロッティがゴール前で倒された場面、主審はアタランタDFクリスティアン・ロメロにイエローカードを提示した。

だが、ベロッティはファウルではないと自らアピールし、フリーキックのチャンスを放棄。

主審はイエローカードを撤回し、ベロッティはドロップボールを相手に“返却”した。このベロッティの振る舞いをロメロもハイタッチで讃えていた。

【動画】相手も讃える!ベロッティがFKを放棄した男気フェアプレーシーン

降格危機にあるトリノは前半21分までに3失点しており、この時点でも3点をリードされる敗戦濃厚の展開だった。

だが、ベロッティの善行の効果もあってか、その後大反撃を見せて、3-3の引き分けに持ち込んでいる(ベロッティはGKに止められたPKを押し込んで1得点を記録)。

『Sky』によれば、ダヴィデ・ニコラ監督は「我々はルールを守って戦おうとするチームだ」と述べていたという。

海外のファンたちは「彼は本物のリーダー。3-0で負けていて、降格圏内にいたのに、フェイクファウルを貰おうとしなかった。本当のフェアプレー」などと反応。現在17位のトリノだが、消化試合数がひとつ少ない18位カリアリとの勝点差は1ポイントしかない。