激しいスクデット争いを展開するミランとインテルがセリエA第23節で激突する。
両チームは先日行われたコッパ・イタリアでも対戦。この冬にチェルシーからミランにローン移籍したDFフィカヨ・トモリは、この試合で急遽デビューすることになった(シモン・ケアが負傷交代)。
そのトモリは『Telegraph』のインタビューでズラタン・イブラヒモヴィッチとのこんな話を明かしていたそう。
フィカヨ・トモリ(ミランDF)
「(インテル戦で)アレクシス・サンチェスがボールを持った。監督からは相手アタッカーたちに寄せろと言われていたんだ。
だから、彼がボールを持つと、僕は直行することを決めた。
自分が彼にファウルをしたら、ズラタンは(拍手しながら)『それだ、それこそお前がやるべきことだ。アグレッシブにやれ、いいぞ』って感じだったよ。
だから、自分にとってあれが早い段階でのブーストになったのは間違いないね」
相手FWアレクシス・サンチェスをファウルで潰したトモリ。するとイブラからそのプレーを褒められたそう。
トモリはイブラにはオーラがあるとしつつ、実際の姿はパブリックイメージとは違うとも語っている。また、イブラと同じフィジカルトレーニングをやったところ、「きつかった!」そうで、そのストイックさにも驚いているとか。
ちなみに、アレクシスとイブラはともにマンチェスター・ユナイテッドに所属していた間柄。かつてアレクシスは「彼と練習するのが好きだ。一緒にプレーできたらいいね。ズラタンとは1か月半一緒に練習したけれど、とても感銘を受けた」と語っている。