今回のインターナショナルマッチウィークで行われたアフリカネーションズカップ予選で、珍しい事件が発生した。

試合はコートジボワール対エチオピア。3-1のスコアで迎えた後半35分、突如主審を務めていたチャールズ・ブル氏が倒れてしまったのだ(動画はThe SUNに飛んでご覧ください)。

ブル氏は34歳のガーナ人レフェリー。この試合を担当する予定だった主審が新型コロナウイルスに感染してしまったため、急遽の指名となった人物だった。

通常、主審がレフェリングを続けられない場合は第4審が代わりに笛を吹くことになる。

しかしこの試合は上記のようにトラブルがあったため、第4審を務めていたクシ・ビロ氏がコートジボワール人であった。

試合に関連するチームと国籍が同じであるということでルール上主審も副審も務めることができず、審判団が足りなくなってしまったのだ。

長い議論が行われた結果、試合については10分が経過したあとでそのままアディショナルタイムを取らず終了に。その笛についてもクシ・ビロ氏が担当する資格がないため、ケニア人副審ギルバート・チェルイヨット氏が吹いたという。

なお、幸いにしてガーナ人主審のチャールズ・ブル氏は安定した状況にあり、生命に別状はないと報告されている。

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また、重ねて幸いなことにこの両チームはすでにアフリカネーションズカップ本大会への出場を決めているため、結果がどうなっても大きな影響はなかった。

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