UEFAは2014年に導入したファイナンシャルフェアプレー(FFP)を刷新することを検討しているようだ。

『The Times』によれば、UEFAはレポート内でFFPの総点検を明言したという。

クラブに対して収支を合わせる義務を負わせるよりも、給与と移籍金を“許容レベル”にまで引き下げることを望んでいるとのこと。

UEFAのレポートによれば、新型コロナウイルスによる財政危機は欧州サッカー界に2シーズンで75億ポンド(1兆1560億円)もの損害を与えたという。その損失レベルを考えれば、クラブに収支を合わせるように求める旧来のFFPがもはや存立可能ではないことをUEFAも認めているとのこと。

FFPに代わって、給与と移籍金のカットに焦点が当てられる可能性がある模様。選手の総給与をチームの収支に見合った割合に制限するサラリーキャップの導入などが検討されているようだ。

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海外のファンたちは「それでは食物連鎖の頂点をさらに強化するだけ」などと反応しているが…。

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