遂に開幕したEURO2020。スペイン代表はスウェーデンとの初戦に0-0で引き分けてしまった。

スペインはポゼッションとシュート数で相手を圧倒するなど押し込んだものの、最後までゴールは奪えず。

Optaによれば、スペインは前半に相手陣内で303本ものパスを通したそうで、これは1980年以降のEURO史上最多記録だそう。一方のスウェーデンはわずか38本。

また、スペインはポゼッションもEURO史上最高となる85.1%を記録していたとのこと(ただし、UEFA公式記録は75%)。

なお、UEFA公式によると、スペインは90分間で953本中849本のパスを成功させていたそう。一方のスウェーでは180本中107本。最終的にはスペインが相手の8倍近くのパスを記録していたようだ。

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そんな試合のマンオブザマッチは、スペインの攻撃を凌ぎ切ったスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデレフが獲得。

UEFAのテクニカルオブザーバーから「完璧に守備を組織し、落ち着きをもたらした。空中戦は圧倒的でスペインFW陣をシャットアウト。素晴らしいパフォーマンスだった」と賞賛されている。

試合後、スウェーデンのヤンネ・アンデション監督は「気温32度のなかでスペインと対戦して相手を凌駕ができると思うなら、その考えは完全に甘い。この点は全く恥じていない。こういうタイプのチームから勝点を奪いたいなら、こういうプレーをしなければいけない」と述べていたそう。

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