EURO2020準々決勝、スペイン対スイスはPK戦にもつれ込む接戦となった。
優勝候補フランスを沈めたスイスはこの日も守護神ヤン・ゾマーが大当たり。後半途中に退場者を出して数的不利になったチームを何度も救うセーブを見せた。『WhoScored.com』によれば、ゾマーはスペイン戦で今大会での1試合最多となる10セーブを記録していたとのこと。
ただ、PK戦は3-1でスペインに軍配が上がり、マンオブザマッチはスペイン代表GKウナイ・シモンが受賞することに。それでも、シモンは「正直なところ? 自分なら『マンオブザマッチ』はヤン・ゾマーにあげるよ」と相手守護神を讃えていた。
【動画】守護神ゾマーでも無理…スペイン、PK戦での成功シーン
敗戦後、そのゾマーは「(オウンゴールで)失点した時にフラッシュバックしたよ。3年前のスウェーデン戦と同じような形だったからね。でも、このチームをとても誇りに思う。僕らが成し遂げたことは国全体が支えてくれた」とコメント。
また、ジェルダン・シャキリも「このチームを本当に誇りに思う。PKは五分五分だ。PK戦は見ていてナーバスになった。今日はちょっとだけ運がなかった」と述べていた。