昨季トルコ2部リーグを優勝し昇格に成功したアダナ・デミルスポルは、「イタリア代表FWマリオ・バロテッリを獲得した」と公式発表した。

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バロテッリは昨年夏にブレシアを退団したあと無所属の状態が続き、半年の浪人期間を経て冬のマーケットでイタリア2部のモンツァへと移籍した。

そこでは半年間で14試合に出場し6ゴールをあげるなど活躍をしたものの、チームはセリエAへの昇格を逃してしまい、バロテッリの契約も満了となった。

そして今回、かねてより彼を狙っていると伝えられていたアダナ・デミルスポルへの移籍が決定した。契約期間は2024年までの3年間で、フリーエージェントのため移籍金は発生していない。

アダナ・デミルスポルは1940年に設立されたクラブ。デミルスポルという名前はトルコに38クラブ存在し、それは各地の国鉄従業員によって設立されたものだ。

1部リーグを戦ったのはこれまで18シーズンしかなく、2004年から2012年には3部リーグまで降格していたが、労働者階級に熱烈なファンベースを持っているクラブの一つでもある。

今夏は昇格に合わせてビッグプレイヤーを補強すると会長が公言しており、すでにガラタサライを退団したユネス・ベランダを獲得。それに続いてバロテッリをチームに引き入れることになった。

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