昨シーズンのフランス・リーグアン終了後、経営上の問題によって暫定的に2部への降格処分を言い渡されていたボルドーとアンジェ。
フランスでは各クラブの経営状態が『DNCG』という外部機関によって厳しく監視されており、債務不履行になる可能性が認められた場合は降格などの処分が言い渡される。
今夏その対象となったのがボルドーとアンジェで、この2チームが暫定的に2部へと降格すると発表されていた。
しかし13日にこの両クラブが声明を発表し、降格処分に対しての控訴が認められたと明らかにした。
ボルドーはクラブを買収する予定となっている実業家ジェラール・ロペス氏が経営改善計画をまとめ、DNCGへと提出。それが認められたとされている。
昨季限りで過半数株主であった企業キングストリートが撤退し、大幅な赤字を計上したボルドー。急遽新たなオーナーとして昨年までリールを所有していたジェラール・ロペス氏が買収に乗り出したが、まだ正式に所有権が移っていないこともあり、状況が不透明となっていた。
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一方アンジェも新型コロナウイルスによるパンデミックと放映権料減少の影響を受けて財政難に陥っており、それによって行われた不正行為の疑いで降格処分を言い渡されていた。
しかしそれについてもDNCGへの控訴が認められ、降格処分は覆されたとのことである。