ウェンブリーで行われたイングランド対イタリアのEURO2020決勝。
チケットを持たない数百人のイングランドファンが警備を強行突破してスタジアムに侵入する事件も起きた。スタジアムのスチュワードが強行突破を許す代わりに賄賂を受け取っていた疑惑も出ている。
イングランド代表DFハリー・マグワイアの父親もこの騒乱に巻き込まれて肋骨を痛めていたようだ。マグワイア本人が『The Sun』のインタビューでこう語っている。
ハリー・マグワイア(イングランド代表DF)
「父は怖かったと言っていた。誰にもサッカーの試合でこんな経験を味わってほしくない。
多くのビデオを見たし、父と家族と話した。一番ダメージを受けたのは、父とエージェントだった。
父は肋骨のせいで呼吸困難に陥ったが、大騒ぎする人ではないからね」
「ウェンブリーでの経験はいつだって素晴らしい。普段は素晴らしい人達と素晴らしいファンたちで溢れている。
だが、今回は決勝戦だったし、誰もが雰囲気にのまれていた。一部の人間がとった行動は完全に間違っていた」
騒乱のなかで床に押し倒され際に肋骨を痛めて一時的に呼吸ができないほどだったとか。
56歳になるマグワイアの父は肋骨2本を骨折した可能性があるという。