かつてマンチェスター・ユナイテッドに所属していたブラジル代表MFアンデルソン。ポルトからやってきた彼はイングランドで118試合に出場したが、怪我や不調に苦しみ期待はずれに終わった。
世界でも屈指の若手選手と言われていたものの、その評判に適うだけのプレーは見せられず、常にフィットネスと一貫性の問題と戦っていた。
『Mirror』によれば、今回マンチェスター・ユナイテッドで彼と同僚だったラファエウ・ダ・シウヴァとファビオ・ダ・シウヴァが自伝を発表し、その中でアンデルソンについて以下のように語っているという。
ラファエウ・ダ・シウヴァ
「高速道路のサービスエリアで、アンデルソンは衝動的に飛び上がって叫ぶんだ。『マクドナルド、マクドナルド!』と。
あの男はクレイジーだったが、僕は好きだったよ。彼にボールを与えればただ自由にプレーする。いい状態で試合に臨めれば、リーグのどんな選手よりもいいプレーができた。
彼は大きな怪我を何度も抱えたし、食事の方法に問題を抱えていた。それが彼に影響を及ぼしていたね。
彼がたくさんの試合をしたときに最高のパフォーマンスを見せていたのは偶然じゃないんだ。なぜならその時はあまり食べることができなかったからね。
アンデルソンについては言いたいことがあるよ。もし彼が『プロのサッカー選手』だったら、世界一になれたかもしれないね。
彼があらゆるものについて真剣だったのかどうかはわからない。だけど彼はより気楽でカジュアルな人生を愛していたんだ」
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もし食生活さえプロフェッショナルであれば、世界でもトップクラスの選手になっただろう…とのこと。