今夏のマーケットでアトレティコ・マドリーを退団する可能性が高いと言われているスペイン代表MFサウール・ニゲス。
先日まではアントワーヌ・グリーズマンとのトレードでバルセロナに行くと言われていたが、その交渉は現在停滞している。
その一方でマンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールが接近しているという噂もあり、4000万ユーロ(およそ51.6億円)ほどで放出される可能性も示唆されている。
『AS』によれば、今回アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が以下のように話し、サウール・ニゲスが退団を希望している理由を以下のように説明したという。
ディエゴ・シメオネ
「昨季、サウールはクラブと相談していた。彼が求めるものは何なのか、より自分が重要だと感じられるポジションで起用してほしいという希望についてね。
私は、サウールはどこでもプレーできるという点がサウールの存在そのものであると思う。
しかしながら、彼本人、そして彼の周りの多くの人々は、それを何か否定的なものとして見ているようだ。
彼はサイドバック、サイドハーフ、3センター、2ボランチのどこでも起用できるという点で非常に重要な存在だった。
多くの選択肢を与えてくれるし、それに大きな信頼を寄せることができた。彼はまさに監督が求めるものを与えてくれる選手であり、非常に機能する。
しかし、噂や話題を脇に置くことはできない。
もし彼が退団しなければならないのなら、大きなハグを送るよ。いつものように、彼に最高の未来が訪れ、友人であり続けられることを願うのみだ。そこがバルセロナであろうが、他の場所であろうがね」
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サウールはアトレティコ・マドリーで便利屋のように使われていることに不満を覚えており、もっとポジションが固定される環境を求めている…という。