繰り返しヘディングをすることによって致命的な脳疾患を引き起こすのではないか…という研究が進められているサッカー界。

今回『Daily Mail』が伝えたところによれば、イギリスのプロサッカーでは「ヘディング練習を週10回のみ」に制限することになったという。

イングランドサッカー協会、プレミアリーグ、イングランドフットボールリーグ、プロサッカー選手組合などが合意の上、水曜日にその勧告を発表したそうだ。

その内容は、プロサッカーにおいて「強力なヘディングの回数は週10回に制限すること」であるとのこと。

強力なヘディングを伴うものというのは、いわゆる「35m以上のロングパス、クロス、コーナーキック、フリーキックからのヘディング」であるとのこと。

また、ヘディングの練習を行ったあとは十分な回復時間を置くことが奨励される他、協会のガイダンスによって「より頭部に衝撃が少ない練習方法」が推薦されるという。

これらのガイダンスに従うことになれば、各チームはそれぞれにセッションのスケジュールなどを変更しなければならなくなるそうだ。

【写真】あのDFも!プレミアで「最高のヘディングゴーラー」ランキング

アマチュアのシニアレベルにおいてはさらに厳しくなり、「練習1セッションごとにヘディングは10回に制限し、そのようなヘディングを伴う練習は週に1セッションのみ」に制限されるとのことだ。

イングランドでは小学生の間ヘディングでの練習を禁止されており、それから段階的に練習を増加させていくというガイダンスとなっている。

【厳選Qoly】U-23日本代表、奮起が求められる3名!パリ五輪出場には活躍が不可欠

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら