かつてセリエAで旋風を巻き起こしたキエーヴォ・ヴェローナ。ミラクル・キエーヴォとして2005-06シーズンには4位と大躍進した。
だが、深刻な財政難に陥っており、クラブ消滅の危機にある。
そうしたなか、『La Gazzetta dello Sport』は「キエーヴォの物語は終わった」と伝えた。
イタリアサッカー連盟(FIGC)はキエーヴォをセリエBから除外することを正式に発表したとのこと。また、クラブの買取り手は現れず、セリエDへの登録期限も切れたという。
キエーヴォで496試合に出場した元キャプテン、セルジョ・ペリシエは「今日、残念なことに私に多くを与えてくれたクラブの物語が終わりを迎えた。人生で最も悲しい日だ。全力を尽くした。他のクラブとして再スタートを切り、この素敵な物語を続けることができれば、素晴らしいことになると願っていた。だが、残念ながらそれはできなかった」と吐露している。
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キエーヴォが消えたことで、ヴェローナの街に残るのはエラス(セリエA)とヴィルトゥス(セリエC)の2つだとも伝えられている。