クリスティアーノ・ロナウドの電撃復帰が決まったマンチェスター・ユナイテッド。

ウォルヴァーハンプトンとのプレミアリーグ第3節に0-1で勝利した。ただ、メイソン・グリーンウッドの決勝ゴールが決まる直前にポール・ポグバがやったプレーが物議を醸している。

コントロールをミスしたポグバはボールを獲り返そうと足裏を見せながらタックルを敢行。ウルヴスMFルーベン・ネヴェスはそのタックルを足首付近に受けた。

一瞬プレーを続けようとしたネヴェスはマイク・ディーン主審の顔を見ながらピッチに倒れ込んだが、ファウルは貰えず。

ネヴェスはボールが相手に渡った後に倒れ込んだようにも見えたが、ポグバのタックルは物議を醸している。

【動画】あわや骨折!?ポグバ、問題の足裏タックルシーン

『Sky Sports』で解説したロイ・キーンとグレアム・スーネスはこう述べていたそう。

グレアム・スーネス

「ポグバはボールに全く触れていない。脛と脛当てに接触した。

これがどうしてファウルにならない?足の骨を折るようなものだ。

レフェリーは盲目ではなく、2メートル離れたところにいる。

ネヴェスがすぐに倒れたか否かは重要ではない。あれは足を壊すものだ。

レフェリーはファウルではないと判断した。サッカーを知っている人間があれをファウルではないと言うのはありえない。

ベテランレフェリーと呼ばれる人間があれをファウルとみなさないのは憂慮すべきことだ」

ロイ・キーン

「いいプレーをしていたのに負けたウルヴスにとっては本当に腹立たしいだろう。

あれは傷口に塩を塗るようなものだ。我々は試合のフィジカルな要素が好きだが、あれはファウルだったと思う。

普通はひどい判定があるとレフェリーのポジションが話題になるが、彼(マイク・ディーン)は非常にいい位置にいた。

接触があり、ファウルだったと思う。彼らが最もイラついているのは試合に負けたことだ。

もしあれをファウルと判定しても、ユナイテッドの選手は誰も文句を言わなかっただろう。

ほとんどファウルは悪いボールタッチから生まれる。ポグバも悪いタッチをした。

彼はそれを追いかけたが、ネヴェスはもう少し賢くやれたはず。ルーベンの問題はあまりに正直すぎることだ。

我々は選手があちこちで転げまわることを望みはしない。

そこはレフェリーがファウルだと言わなければならない。VARはそれを見返す必要がある」

なお、これでユナイテッドはプレミアリーグでのアウェイ無敗記録が28試合(18勝10分)になり、英サッカー史上最長記録を樹立した。

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