移籍期限最終日の締め切り寸前にバルセロナからアトレティコ・マドリーへの移籍が決まったアントワーヌ・グリーズマン。

サウール・ニゲスのチェルシー移籍が決まったことで、滑り込みで古巣への復帰が実現した。

『Cadena SER』のインタビューでアトレティコのエンリケ・セレソ会長がグリーズマン移籍について語っている。

エンリケ・セレソ(アトレティコ・マドリー会長)

「(最終日のグリーズマンとの契約はどのようにして実現した?)

ビリヤードのスリークッション(玉突き移籍)だった、彼のことを迎え入れられたのは幸運だった。

我々はグリーズマンを当てにはしていなかった。サウールが退団するのかも分からなかった。

彼はフランスにいたので、話すこともできなかった」

「(あの退団をした後、グリーズマンの復帰はどうなる?)

彼はおかしなやり方で退団した。だが、アトレティコ復帰に躍起だったことを示した。

気に入らないファンもいるだろうが、復帰を喜んでいるファンもいる。

結局、大事なのはパフォーマンスと最高のスカッドを持つことだ。

彼は並外れた条件(減給?)で来てくれたし、どれほどここでプレーしたかったかを示している」

「(ファンがグリーズマンにブーイングしたことを理解できる?)

理解はできるが、私が言いたいのは、これは何も前進させないということ。

彼が退団した時に私が言ったのは、バルセロナでも同じように愛されるだろうということだ」

アトレティコのアイドルだったグリーズマンだが、バルサ移籍の際は喧嘩別れになり、訴訟沙汰にもなった。

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なお、英メディアなどは「彼が退団した時に私が言ったのは、バルセロナではここと同じほどは愛されないだろうということ」とセレソ会長が発言したと伝えているが、原文は違うはず。

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