だが、正式契約の期限として合意していた2018年7月になっても、いくつかの相違点があったために契約を締結できず。事前契約では合意していたいくつかの点で折り合えなかったという。

それ以降も両者は最終的な契約を結ぶことを検討していたものの、新型コロナウイルスの影響で全てが崩壊。Nike側は2021年にバルサの会長選があることを考慮して、新会長の選任を待つことにした。

ただ、今日に至っても両者の主観的な解釈によって残された多くの余地は埋まっておらず、バルサとNikeには緊張感が漂っているようだ。この種の事前契約は正式契約が締結されるまで有効とされるものだそう。

バルサの関係者によれば、この夏にジョアン・ラポルタ会長とNikeとで正式契約に向けた会議が行われたという。バルサ側はいくつかの面でより多くの自己決定権を持ちたがったものの、現時点で契約は実現していない。

パンデミック下で予算削減にあるこの時期だけにNike側は事前契約がもつ弾力性に満足しているという。関係者によれば両者の関係は「よくない」ようで、Nike側はバルサへの支払い額は市場価格に見合わないものだと考えているそう。Nike側は好意的に振る舞う時期は終わったとはっきり認識しており、減額を希望しているようだ。

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こういった状況を目にしたPumaがバルサに接近しているとか。Pumaは世界的な拡大時期にあり、バルサを最も魅力的なサッカークラブのひとつだと感じているとのこと。

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