J2を戦っているレノファ山口は29日、「渡邉晋監督が退任する」と公式発表した。

昨年はJ2で最下位という結果に終わったレノファ山口は、今年の戦いに向けてかつてベガルタ仙台を率いていた渡邉晋監督を招聘した。

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ここまでの成績は31試合で8勝8分け15敗の15位で、昨季よりはかなり向上しているが、このところは5試合で4敗と負けが先行していた。

発表によれば、25日に行われたV・ファーレン長崎戦で1-3と敗北した後、渡邉晋監督の側から退任の申し入れがあったとのことだ。

渡邉晋

「このたび、私渡邉晋はレノファ山口FCの監督を退任することになりました。

J1で戦い続ける事ができるチームを作る」というレノファが掲げる明確なビジョンに惹かれ、この仕事を引き受けさせて頂きました。

9ヶ月チャレンジをし続け、その先にある「2年でJ1昇格」を目指しここまで進んできましたが、その大きな目標から逆算した時、今の状況は到底満足できるものではありません。

選手、チームを高みに導く事ができなかった責任を強く感じています。シーズン途中でこのような形になり大変申し訳ありません」

なお、後任についてはヘッドコーチを務めていた名塚善寛氏がそのまま監督に昇格する形になるという。

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