かつてオランダ代表として100試合以上に出場したヴェスリー・スナイデルとディルク・カイト。
『De Telegraaf』によれば、オランダサッカー界のレジェンドである2人が警察から聴取を受けたという。当局はハーグの麻薬犯罪組織についての大規模な捜査を行っており、2人は証人として話を聞かれた。
警察は2人が組織の首謀者であるギャングと関係がある違法なギャンブルサイトを利用していたという情報を入手。2人はそのギャングの息子が立ち上げた違法サイトを通じて定期的にギャンブルを行っていたことが警察の盗聴で判明したという。
カイトの場合は相当な金額だったとも。一方、スナイデルはキャンブルの借金を返済しなかったので、金の代わりに誰でもいいから家族を痛めつけてやるとのギャングの会話が盗聴されていたという。
今になってこの話が報じられているが、スナイデルが聴取を受けたのは今年1月、カイトは2月。
カイトは違法サイトを通じてのキャンブルを認めたものの、スナイデルはそれを否定したようだ。借金は自分とは無関係なものだと判明しており、債権者から10回は謝られたと話しているという。
65歳の首謀者は国際的な麻薬捜査で2020年9月に逮捕され、5か国の数十か所で家宅捜索が行われた。
この人物は数多くの麻薬王や犯罪組織と関わりを持ってきたものの、大規模な麻薬取引で有罪になったことは一度もないという。
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