先日行われたUEFAチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー対ミランは、0-1という結果で終了した。
後半にミランが勝ち越したのだが、それを決めたのがジュニオール・メシアスというストライカーだった。
87分にフランク・ケシエのクロスからヘディングを叩き込んだ彼は、『The SUN』によればなんと「元冷蔵庫の配達員」であるそう。
【動画】今季ミランに加入したジュニオール・メシアス、救世主のインタビュー
ジュニオール・メシアスは1991年生まれの30歳。ブラジルではクルゼイロの下部組織でプレーしていたが、20歳でイタリアへと移住したという。
移住後はなんとただ草サッカーでプレーするだけで、妻と息子を養うために冷蔵庫の配達員、レンガの研磨士として生計を立てていたという。
しかし24歳のときに5部リーグのカザーレというクラブに加入すると、いきなり32試合で21ゴールを決める活躍を見せたとのこと。
そしてキエーリ、ゴッツァーノというセリエD~Cのクラブでプレーしたあと、2019年夏にセリエBのクロトーネへと移籍。
そこでいきなりレギュラーを獲得するとセリエAへの昇格に成功し、昨季は36試合で9ゴールという好成績を残した。そして今季はミランへローン移籍、そしてチャンピオンズリーグでのゴール…。
まるでジェイミー・ヴァーディのような「成り上がり」であるとして、大きな話題を集めているようだ。