2020年1月にレッドブル・ザルツブルクからリヴァプールに移籍した日本代表FW南野拓実。

この移籍の裏側を代理人である秋山祐輔氏が明かした。同氏の「Sarcle」社は、南野や大迫勇也、酒井宏樹ら有名日本人選手たちを顧客に抱えている。

秋山氏は内田篤人の代理人も務めており、DAZNで配信されている内田の「FOOTBALL TIME」に出演。南野のリヴァプール移籍は逆オファーだったと明かした。

秋山祐輔(Sarcle Co. Ltd.代表)

「リヴァプールはこっちから連絡しました。

南野の時はチャンピオンズリーグのリヴァプール戦でゴールを獲りました…その2,3時間後くらいに、あるプレミアのクラブからすぐにメールが来て、すごく興味がある、強い興味がある、話し合いたいと。(※中略)

その映像が浮かんだんですよ、南野が点を獲った時に。

しかも、クロップがちょっと驚いた顔をした。2,3時間後のプレミアクラブからのメールを含めて、『リヴァプールあるな』と思って、次の日かな、連絡をこっちからしました。

(あらかじめザルツブルクとは移籍金を)決めてましたね、あの時は。

(金額は)言えないけど…(笑)、条件は決めていました。

あの時にすごかったのが、リヴァプールがオファーっていうのが記事になってから、(オファーが)めっちゃ来ました。

リヴァプールが獲る選手なんだってなった時に…リヴァプールが獲りにいくっていうことはそういう選手だっていう。

その後は選手(南野)がどうするか。

リヴァプールなのか、もうひとつのプレミアなのか、もうひとつブンデスもあったかな、3つかな」

内田から絶大な信頼を寄せられる秋山氏は、ざっくばらんな口調で裏側を暴露していた。南野は2019年10月のCLリヴァプール戦でゴールを決めたが、その直後に逆オファーを送っていたようだ。

【動画】南野、リヴァプールのクロップ監督をビビらせたCLゴールシーン

なお、秋山氏が南野がゴールを決めた際に思い浮かんだのは、内田と同時期にシャルケにいたFWテーム・プッキ。彼はELシャルケ戦で2ゴールを決めると、すぐにシャルケが獲得しており、内田も「すぐ獲った」とそのことを明確に覚えていた。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)