ブレントフォード戦で途中交代になった際の表情が話題になっているクリスティアーノ・ロナウド。
『Record』によれば、かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたルイ・サアはこんな話をしていたそう。
ルイ・サア(元マンチェスター・ユナイテッドFW)
「ロッカールームで発言する権利がある選手がいるとすれば、それはロナウドだ。
多くの若手選手はまだサッカー界で名を成していないし、何も証明していない。彼らには代表経験があるが、いったい何を得たのか。
神に畏怖しないなら、それはリスペクトしてないということだ(ロナウドの存在に怖気づく選手がしたとしてもそれは普通)。
選手たちが彼を神とみなすべきだと言っているのではない。ただ、彼は史上最高のサッカー選手のひとりとして記憶されるはずの存在だ。
選手として批判を受け入れないのは異常だよ。
ロナウドはチームメイトたちを進化させるのを手助けするために発言しているだけだからね。
彼は自分がいる間にトロフィーを勝ちとりたいと思っているし、その術も知っている。
だから、他の選手たちは彼に耳を貸さなければいけない。彼の発言をリスペクトしないのは異常だ。彼の言うことを聞くべきさ。
全てのアドバイスを受け入れるべきだ、彼は成功とは何かを知っているからね。
サッカー選手がよりよくなるためには犠牲が必要。彼らは『6ヵ月、トライさせてくれ。自分が彼と同じことをやって、60分で疲れてしまったら、次の試合は70分プレーできるようにする』と言うべきだよ。
(ロナウドは自己中ではない)彼はハードワークをするし、勝つことに身を捧げてきた。
彼は自分のことが全てではない、勝ちたいんだ。
ユナイテッドの選手たちは彼のような勝者になりたいのかを自問自答すべき。
もし、その答えがイエスなら、彼に耳を傾けなければいけない。
彼のように練習し、集中し、毎週成長するために身を捧げる必要がある。謙虚にならなければいけない、ハードワークをして、黙らなければいけない」
これまで圧倒的な成績を残してきたロナウドの発言を素直に受け入れるべきと指摘していたようだ。
フラムでは稲本潤一ともプレーしたサアはユナイテッドで124試合42ゴールを決めている。