サッカー界にも影響を与えているロシアによるウクライナへの軍事侵攻。
エヴァートン対マンチェスター・シティ戦ではウクライナ人選手同士が顔を合わせた。
グディソン・パークで対面したヴィタリー・ミコレンコとオレクサンドル・ジンチェンコはがっちりとハグ。そんな2人には敵味方関係なくサポーターからエールが送られた。
キックオフ前に名曲「He Ain't Heavy, He's My Brother」が流れるとジンチェンコは思わず涙していたほど(兄弟愛を歌った曲)。
Man City's Zinchenko & Everton's Mykolenko embrace during the warm-up 🇺🇦 🙏 pic.twitter.com/NjgrQOTlOf
— Football Daily (@footballdaily) February 26, 2022
Heartbreaking to see Oleksandr Zinchenko in tears before kick-off as both teams show their support for Ukraine 💔 🇺🇦 pic.twitter.com/bZYNyziMSh
— Football Daily (@footballdaily) February 26, 2022
そんな一戦はシティが0-1で勝利したが、2人は最後までベンチで試合を見守った。
試合後、グアルディオラ監督は「素晴らしい光景だった。全ての人達に本当に感謝している。ジンチェンコはすごく喜んでいたよ。次節のホームでのダービーで、彼とウクライナ国民に我々が望んでいることを見せることができるのを楽しみにしている」、ランパード監督も「この数日でスポーツの力が様々な形で証明された。うちにはヴィタリー、あちらにはジンチェンコがいて、両チームのファンが一緒になった。これがスポーツの結束であり、外部の人達も学ぶことができるはずだ」と話していた。